グリーンプリンティング認定制度

ＧＰ認定制度は日印産連が認定機関となり、日印産連「各印刷サービス」グリーン基準に基づき、客観的証明により認定を行い、認定マーク（ＧＰマーク）を表示できる制度です。基準に適合した印刷製品にグリーンプリンティングマーク（ＧＰマーク）を表示することで、環境に配慮した印刷物が広く普及することを目的としています。

本制度は印刷形式により次の４部門に分かれています。

●オフセット印刷部門　●シール印刷部門　●グラビア印刷（軟包装）部門　●スクリーン印刷部門

グリーンプリンティング認定制度には、工場認定と製品認定があります。工場認定は、各種印刷関連工場・印刷事業所が行っている工程等のグリーン基準達成度を判定し、認定する制度です。

★富士印刷は、2015年3月（平成27年）「オフセット印刷部門」で認定を取得

グリーンプリンティング製品認定制度

ＧＰ認定工場が製造し、基準に適合した資材を使用した印刷製品にマークが表示できる制度。

３種類のＧＰマーク（スリースター、ツースター、ワンスター）によって、製造工程と印刷資材の環境配慮の度合いが一目で分かるようになっています。

従来の印刷製品の環境マークが、紙やインキ、または製造工程の一部を対象にしたものに対し、ＧＰマークは資材から工程までの総合的環境配慮マークです。ＧＰマークを印刷物に表示することで、印刷資材、製造工程、印刷会社の取組全てが、環境に配慮されていることが分かります。

当社は、グリーンプリンティング認定工場のため、印刷物にGPマークをつけることが可能です。

紙であればFSC®森林認証紙、インキであればUVインキや植物油インキなど規定に沿った資材を使用することで、印刷物にGPマークをつけられます。

マークの規定に関しましては、当社が確認しご提案いたしますので、ご要望がございましたらお知らせください。環境に配慮した印刷物を作りたい！という方は、ぜひご相談ください。

ＳＤＧｓへの取り組み

グリーンプリンティング（ＧＰ）認定は、主としてＳＤＧｓの「目標１２：持続可能な生産消費形態を確保する」に対応するとともに、環境保全に関係する他の目標の実現に寄与しています。

グリーンプリンティング（ＧＰ）認定工場への発注は、印刷製品の調達においてサプライチェーンを通じたＳＤＧｓの実現に寄与するものであり、調達した印刷製品へのＧＰマーク表示は、ＳＤＧｓに対する調達者の姿勢を示すことになります。