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デザインの幅が広がる疑似エンボスを活用しよう

疑似エンボスをご存知ですか。

こんにちは、富士印刷です。今回は疑似エンボスをご紹介させていただきます。パッケージやパンフレットの表紙をデザインする際に「低コストでインパクトのある加工をしてみたい」「高級感のある表面にしたい」といったご要望をお持ちのお客さまもいらっしゃるのではないでしょうか?

そんなときのアイデアとして、擬似エンボスをご提案します。

疑似エンボスは、専用OPニスとUVコーターニスの2種類のニスを使って立体感のある凹凸や高級感のある光沢などを再現することが可能な印刷手法です。

一般的にニスを使った表面加工はグロス調のつやつやのものか、光沢のないマット調のものが主流ですが、疑似エンボスは、表面のピカピカした部分とザラザラした部分が同時に表現できるため、他と差別化できる高級感やインパクトのある表現が可能です。

 

お客さまの中には「部分ニス加工や、エンボス加工をするにはコストがかかりそう」などと懸念される方もいらっしゃるのではないでしょうか。

通常、部分ニス加工やエンボス加工は、版が必要であったり、別工程での加工が必要となるため、納期やコストがかかってしまいます。しかし、疑似エンボスは、印刷だけで加工を施すことができるため、短納期で作成できます。そのためコストも低く抑えることが可能です。

デザインの幅が広がる

パンフレットの表紙やパッケージにある商品画像だけを光らせて商品イメージを際立たせたり、ニスで模様をデザインしたり、通常の印刷だけでは表現できないデザインにすることができます。
シンプルなデザインに疑似エンボスを使うと高級感のあるデザインになったり、インパクトのあるデザインにも効果的です。ホイル紙に疑似エンボスをしたり、通常エンボスと組み合わせることで、オリジナリティのあるデザインに仕上がります。

疑似エンボスの仕組み

⓵疑似エンボス専用OPニスを印刷
​​​​​白い紙に、インキをのせた後、ザラザラさせたい部分に専用ニスを印刷します


②UVコーターニスを引く
続いて、「UVコーターニス」を全面的に引いていきます。
そうすると、疑似エンボスニスの上だけコーターニスがツブツブになります。

③UV硬化させる
ニスに反応する紫外線(UVランプ)を照射してニスをUV硬化させます。
UVランプを照射する事により、ツブツブの状態のまま瞬時に乾燥させることができます。

④完成
そうすることで、マット調でザラザラした触り心地の印刷面が出来上がり、「UVコーターニス」だけの部分はそのままピカピカした印刷面が出来上がります。

 

「擬似エンボス印刷」をご理解いただけましたでしょうか。

お客様の印刷物をより印象に残るものに、高級感のあるものに、特別感のあるものにすることが出来る擬似エンボス印刷をぜひお試しください!適宜ご提案させていただきますので、お困りの際や、サンプルをお求めの方は担当営業または下記のメールフォームよりお気軽にお問い合わせください!

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