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食品パッケージのアレルギー表示をわかりやすく UCDA認証ピクトグラム「みんなのピクト」

日本の食物アレルギーの患者数は年々増加傾向にあり、その割合は全人口の1〜2%程度、乳児では約10%といわれています。
食物アレルギーは深刻なアナフィラキシーを起こすこともあり注意が必要です。そのためには、使用している原材料の分かりやすい表示がかかせません。

新型コロナウイルスの感染症上の位置づけも変更となり、今後、海外からの観光客も増加が見込まれます。また、ベジタリアン・ヴィーガン等の食事制約のある方にとっても「食べられないもの」「食べたくないもの」のわかりやすい情報提供が求められます。

食物アレルギーを起こす特定原材料やそれに準ずる原材料(28品目)を少しでもわかりやすく伝えるため、一般社団法人ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会(UCDA)が評価を担当、株式会社電通がデザインを担当、そして東京電機大学 矢口教授(人間工学)による科学的評価と基準から開発されたピクトグラム「みんなのピクト」。このような検証されたピクトグラムは初めてです。UCDA賛助会員である富士印刷もお客さまへの案内を進め、印刷物のユニバーサルコミュニケーションデザイン化に取り組んでまいります。

「みんなのピクト」の特徴

食材の持つ特徴を生かしたデザインで見間違いしにくく、ぼやけた状態でも見やすいため、冷凍食品や水滴のつく包装などにも最適です。また、小さくても食材の形が見分けられるよう、シンプルな線と余白が設けられています。延べ1000名以上が参加した化学的評価を経て「わかりやすさ」が認証された唯一のピクトグラムです。

       

詳しくは一般社団法人ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会ホームページ「みんなのピクト」をご覧ください。

みんなのピクトのご利用にあたっての手続きについて

手続きは、直接同協会へ申請いただくこととなります。そして、富士印刷ではそれらのデザイン制作について「わかりやすい表示」になるよう支援いたします。

食品パッケージや飲食店のメニュー表に

「みんなのピクト」は食品パッケージに限らず、飲食店におけるメニュー表示、WEBページ、保育園・幼稚園・学校給食や病院等の献立表での注意喚起など、様々な場所や用途で使用することができます。

文字だけではわかりにくいアレルギー表示が、ピクトグラムを使用することで、わかりやすく表示でき、より多くに方に理解を進めることができます。アレルギーの原因となる食材の誤飲や誤食による事故を少しでもなくなることが期待できます。富士印刷では、「みんなのピクト」使用を推進し、少しでも多くの方が安心して食事ができる社会を目指してまいります。

*UCDA認証ピクトグラム「みんなのピクト」ご使用には、UCDAへの申込が必要となります。
*UCDA認証ピクトグラム「みんなのピクト」は、UCDAと株式会社電通の共同開発です。

富士印刷のユニバーサルデザイン化への取り組み

富士印刷では、ユニバーサルコミュニケーションデザイン化を推進し、みなさまと一緒に社会への貢献を目指してまいります。
2021年12月15日には、全日本印刷工業組合連合会(全印工連、滝澤光正会長)が主催する第15回メディア・ユニバーサルデザイン(MUD)コンペティション審査会において、当社作品が佳作に選ばれました。

現在お使いの印刷物がわかりにくいと感じたり、消費者などから指摘があった場合など、ぜひご相談ください。紙面の提案やアドバイスをさせていただきます。

ユニバーサルデザインについて他ページにてご紹介しております。
「わかりやすい印刷物」ってどんなもの?


メディア・ユニバーサルデザイン(MUD)コンペティションにて佳作を受賞いたしました!

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